古き良き時代のラケットの復活。
あの頃の打球感が欲しい、そんなユーザーに手に取って頂きたいのがヘリテージシリーズです。
古い手法や形状を現在に蘇らせているシリーズです。

一竿風月

合板構成 5枚合板
表板 ロイヤルウッド 0.5mm
添え板 カリビアンパイン 0.6mm
芯材 アユース 3.5mm
合計 5.8mm±0.1mm

一竿風月とは、俗世を離れて悠々自適に暮らすという意味です。
想像して下さい。川辺で一竿の釣り竿を持って時間にもお金にも縛られずに悠長の日々を送ることを。
多くのエンジョイユーザーはこのラケットを使って一生迷うことなく卓球ライフを全うできるでしょう。
丁々発止程は柔らかくない、天衣無縫ほどは堅くない、
他の弊社の合板に比べると弾むわけではないですが、
普通の5枚合板と比べると弾みはむしろあるほうです。

その全くもって標準的な性能は、ラバーの試打にもぴったりです。
表・粒・アンチ・粘着・テンションそれらの動きを全く邪魔することのないラケットとして、異質ユーザーにも多く受け入れられるでしょう。

開発者からの一言

超厚突ができる縦型スライサーで突かれた3.5mmのアユースは、帯鋸プレナー仕上げのアユースに比べ、20%軽量です。(当社比)
カリビアンパインはカリブ海の激しい潮風に晒されながらも耐え続けられたオイルたっぷりの板です。60年間もの間長期熟成保存されたのにもかかわらず通常のパインに比べて非常にオイリーです。
個人として2年、会社として1年、計3年追い求めたパインを皆様の手元にお送りできることを光栄に思います。

¥11,000-(税込)

二天道楽

合板構成 7枚合板(5+2 インナー)
表板 ロイヤルウッド 0.5mm
添え板 アユース 0.6mm
添え板 サラマンドファイバー 0.25mm
芯材 アユース 3.0mm
合計 5.85mm+0.1mm

”二天道楽”は一竿風月の進化版です。
至極のカウンター性能を持つ一竿風月の対上性能はそのままに、対下や弾みをあげつつ、アユースの厚みを調整すること全体のバランスでコントロールしました。
同じサラマンドファイバーが入っている砲煙弾雨と比べて、対下のやりやすさがアップした分、強く打った時の回転量やスピードは劣ります。

弊社のラケットの中では、珍しく独特の打球感を抑えてより従来のラケットから移行しやすい特性を持たせてあります。

特殊素材に移行していきたい中高生の2本目や、グリップの重要性を感じてより自分に合ってるグリップを選びたい層にもおすすめです。

●全国ホープス ベスト8選手使用ラケット
●弊社選手使用ラケット

開発者からの一言

ロイヤルウッドはインドネシアの王室でも使わている由緒正しい木材です。リンバもコトも楽器業界と卓球業界でしか使われていない稀有な木材ですが、そのちょうど中間の性能を持つロイヤルウッドは弊社が一番求めていた木材です。
また、ロイヤルウッドとオリジナルオイルの相性が良くなく、開発途中でロイヤルウッドをどうやって扱っていくか、かなり検討を重ねました。

当初はアルドボスオイルを使っていたこのプロダクトも、時を経てアクリルシリコンニス塗装に変わっています。アクリルシリコンニス塗装の塗装工程も初期に比べて2回塗装の仕方が変わり、徐々に進化してきています。

\14,300-(税込)

丁々発止

合板構成 5枚合板
表板 ウォルナット 0.5mm
添え板 アユース 0.6mm
芯材 イチョウ 3.6mm
合計 5.9mm±0.1mm

5枚合板=コントロール
弾む木材ラケット=硬くて重い
という印象があるかと思いますが、
丁々発止はしなやかでよく飛ぶ
イチョウを芯材に採用しているので、
しなやか × 弾む × 適度な重さ となり、
コントロール性能を犠牲にせず
弾みと回転性能を確保した
バランスの良いラケットです

バランス型・万能型というと退屈なイメージもありますが、
丁々発止は決して面白くないラケットではありません。
“丁々発止”は音を立てて激しく打ち合う様子を
示した四字熟語です。
卓球の楽しさはラリー戦にこそあるという方には
きっとこのラケットが良いパートナーになるはずです。

開発者からの一言

イチョウの木はどこにでも生えている街路樹のイメージがありますが、ラケット用途に使うイチョウという意味では、その使途に合う水準の木材自体は少ないです。なぜならば、街路樹として植えられているイチョウは電線などにかからないように一定以上の大きさになるとバッサリと切られ、その結果切られた枝になるはずのところは全て節になります。他の全てのラケットメーカーはイチョウが多く流通してないことから芯材には使いませんが、弊社は多くの銘木市場での直仕入れを行えるので、芯材に使うことが出来ます。

¥16,500-(税込)

砲煙弾雨

合板構成 7枚合板(5+2 アウター)
表板 ウォルナット 0.5mm
添え板 サラマンドファイバー 0.25mm
添え板 スプルース 0.2mm
芯材 イチョウ 3.6mm
合計 5.65mm±0.1mm

“砲煙弾雨”は丁々発止の進化版です。
サラマンドファイバーをアウターに配置し、
低い入力での弾みが向上しました。
上級者同士のラリーでは少しのボールの
浮きが致命傷になることも多く、
アウターに特殊素材を配置することで、弧線を少し抑えました。
弾みと無駄な弧線が少なくなったことで
一撃の攻撃力や後陣適正が大幅にアップしました。

ここまで飛びが大幅強化されたラケットなのにもかかわらず
イチョウの異次元のしなりは使いやすさを損なわせていません。
ここでもイチョウにこだわるのは、
“全ての卓球用具はコントローラブルでなければいけない”
という弊社の理念にあります。

●近畿選手権カブ女子 ベスト4選手使用ラケット

開発者からの一言

サラマンドファイバーは、実は古くから卓球界で使われた実績のある木質系ファイバー素材です。
使用用途が現在とは全く違ったのでどのメーカーも着目はしていませんでしたが、現在他社から出ている新開発の木質系ファイバーと比べても十分に使用に足る性能が出ています。
そこにスプルースの0.2mm超薄突板を組み合わせることで接着剤の浸透性を上げて、より高級感のある打球感になっています。
イチョウ・サラマンドファイバー・超薄スプルース、どれをとっても他のメーカーでは真似できない企業努力の結晶です。

¥19,800-(税込)

天衣無縫

合板構成 9枚合板
表板 Hスプルース 0.6mm
添え板 アユース 0.6mm
添え板 アユース 0.6mm
添え板 ウォルナット 0.5mm
芯材 Hスプルース1.1mm
合計 5.9mm±0.1mm

天衣無縫は、丁々発止と対になる存在として生まれた合板です。
9枚合板というと堅いイメージもありますが、天衣無縫は中心から表面にかけて段々と柔らかくなるように設計されています。
それが生み出すのは無段階な弧線。
弾いたときは真っすぐ、かけたときは弧線的に、
その一見相反する矛盾に見える性能を兼ね備えた合板は、
表・粒高などの異質ユーザーからテンションユーザーまで
幅広く受け入れるだけの度量の大きさを持っています。

丁々発止の路線とは対照的ですが、弊社が目指す道はいつも同じ。
“全ての卓球用具はコントローラブルでなければならない”
この合板もそれに漏れることなく、あなたに対して誠実です。
安心して沢山の我儘を押し付けてください。
この合板はきっとそれに応えます。

開発者からの一言

ヘムロックスプルースやアユースは創業100年を超える木材の老舗によって、弊社の要求に完璧に応える目利きがなされています。
それがなければ、弊社でも高いグレードの建築材料になっているヘムロックスプルースを使用する事はなかったでしょう。
これを始めて取り扱ったときに板剥がれの問題が起きてしまい暗礁に乗り上げかけましたが、その時にコーティングを見直した結果、現在のPS小川真央にも搭載されているウレタンニスコーティングの技術を確立することができました。

¥16,500-(税込)

※天衣無縫は常に材料僅少の為、お問い合わせにて対応しております。