木村 仁基
TOSHIKI KIMURA
府大スーパールーキー・挑戦と成長
所属:大阪府立大学卓球部
全日本卓球選手権ジュニア男子の部 出場
全日本卓球選手権一般男子の部 出場
インターハイ男子ダブルス 出場
インターハイ男子シングルス 出場
第1回Wizard杯 準優勝
昨年は、新型コロナウイルスの影響で練習の機会も減って、私個人の水準ではあまり活躍することが出来ませんでした。
今年は、全国国公立大学卓球大会(通称”全国公”)・関西学生リーグという2つの目標を立てています。それで上位に食い込む、大学の部内HPでも”エース”という風に書いて頂いたので、それに恥じぬ活躍をしたいと思っています。
そして、その活躍の為に必要なのがバック面の強化です。
私はずっとバック表の選手でした。
真っ直ぐ飛んで質の良いナックルを量産できる”Mizuno/Booster EV”を使っている期間が長かったです。
表ソフトのレシーブの容易さや変化に助けられてきた所もありましたが、最近では上のクラスの戦いで弱点になることも多かったです。
今は(2021年2月時点)裏ラバーに変えてまだ日が浅いですが、日々着実に成長してると感じています。とはいうものの、バック面はフォア面が100だとするとまだ50ほどしか使えていません。
Boosterのイメージで使える裏ラバーを探しながら、50を100に近づけて特異なラリー戦更に成長していきたいです。
今年は用具でも技術でも常に挑戦と調整を繰り返して、新しいラケットと共に新しいプレースタイルを確立していきたいと思っています。
使用ブレード:特注合板 特注シェイプ
グリップ:スクエアブレード クラシカルフレア
使用ラバー :F>Butterfly/Tenergy 05 Hard(特厚)
:B>Butterfly/Tenergy 64(特厚)
■そのラケットを選んだ理由は?
私は7年もの間”Butterfly/Innerforce ZLC”を使っていました。
ベースの丁々発止を使ってみた結果、5枚合板だとは信じられないほど弾みが良く、コントロールしやすい性能でした。しかし、インナーフォースと比べて下回転打ちの時に球を持つ感覚が少なく、逆に言えば弾きやすくはあったのですが、自分には合ってない感じがしました。そこで、柔らかめのスプルース材を表板に使ってもらって、この時点でかなり自分のイメージに近づきました。
カウンターがうまく決まるかを用具を選ぶ時に大事にしているので添え板をスプルースにしてもらったところ、更にカウンター性能が上がり希望通りの性能になりました。
ブレードのシェイプは使い慣れた旧インナーフォースの大きめのシェイプを再現してもらいました。
特注メーカーならではのカスタムだと思います。
ラケットの完成までには1ヶ月間のお試し期間も合わせて2か月ほどかかりましたが、その分打感も自分好みでとても良い感じです。
活躍にご期待ください。